大阪・中崎町のパーソナルトレーニングジムSuitable(スータブル)の田中です(^^)
「皮下脂肪の落とし方を教えて下さい・・・。」という質問を良く受けますが、納得いってもらうためには説明が中々難しいです(;´Д`)そこで、自分の持っている知識を一度書き出して専門用語など難しいことをなるべく省いて、簡単にまとめてみました!今回の記事は結構力作だと思います(笑)(;´∀`)では宜しければ読み進んでみてください↓↓
脂肪の種類
まず体脂肪・中性脂肪・皮下脂肪・内臓脂肪など、それらについていまいちわかってない人って結構多いんじゃないかなあという事で簡単に紹介します(^^)
体脂肪・・・体に蓄えられる脂肪の総称。中性脂肪がもととなる。
中性脂肪・・・血中にある脂質で、過剰分は内臓脂肪や皮下脂肪となる。エネルギーとしてすぐに使える。
皮下脂肪・・・皮膚の下にある皮下組織につく脂肪。。外界との温度差から体を守ったり、衝撃を吸収したりする。男性よりも女性につきやすい。溜まりにくく落ちにくい。中性脂肪が多いと蓄積される(食べ過ぎ飲みすぎ)。
内臓脂肪・・・内臓周りにつく脂肪で溜まりやすく落ちやすい。男性や閉経後の女性につきやすい。中性脂肪が増えすぎると蓄積される。
当たり前ですが食べ過ぎや飲み過ぎによる栄養の過剰摂取は脂肪になるということです。そして運動や食事制限をしても内臓脂肪が優先して使われるので、皮下脂肪を落とすのにはそれなりの期間を要すると考えられます(;´Д`)
運動の種類
ここは一番説明しづらいところで、まとめるのにてこずりました(笑)読むのが面倒くさいところは飛ばしてください(;'∀')最後のまとめを見れば、なんとなくわかるはずです(笑)
人はトレーニングに限らず、生きているだけでエネルギーを消費します。このエネルギーの正体はATPと言い、それを分解することでエネルギーを作り出します。そしてATPを生産する過程のことをエネルギー代謝と言います。
エネルギーを体内で作りだすパターンは大きくわけて3つあります。わかりづらい方は赤字だけお読みください(;'∀')
ATP-CPr系・・・ATPを分解して、エネルギーを作りだす。その際ATPはADPとなり、体内のCPrによってATPになる。CPr量に限りがあるので、8~10秒しか持たない。生成スピード早。
※要は50m走など、短時間全力で動いたときはATP-CPr系が使われるということ。糖も脂肪が最も使われにくい。
解糖系・・・筋肉中のグリコーゲン(糖分)を利用し、ATPを生成する。グリコーゲンの分解過程により乳酸が作り出される。10秒から70秒ほどの運動で使われる。生成スピード中。
※筋肉をつける目的としたトレーニングがこれに当たります。成長ホルモンの分泌効果に伴う脂肪燃焼効果の増幅が期待できる。
酸化系・・・酸素と脂質を使ってATPを生成する。70秒以上の運動で使われる。長距離走など。乳酸も利用できるため、乳酸は疲労物質ではないと最近は言われている。生成スピード遅。
※俗にいう有酸素運動がこれに当たる。主に脂質をエネルギー源として使われるため、脂肪燃焼に効果的。
まとめ
これまで書いたことを元に話をまとめて皮下脂肪の減らし方を知りたいという方に対してのアンサーを考えてみます↓↓
①皮下脂肪も内臓脂肪も中性脂肪である。
②中性脂肪は摂取し過ぎた分のエネルギーのあまりである。
③皮下脂肪は女性の方がつきやすい。落ちにくい。
④内臓脂肪が優先して使われる。
②は食べ過ぎ飲みすぎが根本にある→食事量の改善。
③→女性はより注意が必要→女性はよりレベルの高い改善。
④→内臓脂肪を減らさないと、皮下脂肪が使われにくい→体重を落とすことが必要なパターンがほとんど。
要は体重を落としていけば皮下脂肪は減る。ということがわかります♫
ただ、ガリガリの状態になり健康を損なわないか心配になりますよね(゚Д゚;)
この問題点に対しては筋肉量を増やすことです☆そこまで体重を落とさず見た目を理想に近づけることができます!
皮下脂肪量が同じでも、筋肉量により見た目が全然違う。同じ体脂肪率でも腹筋が割れている人もいれば、ぷよっとしている人もいるのです(^^)
皮下脂肪撃退の為に選ぶべき運動
・解糖系を使う、筋トレ。有酸素時にエネルギーとなる乳酸の生成、それに伴い成長ホルモンの分泌が高まることによる脂肪燃焼効果の増幅、筋肥大効果などが期待できる、その為皮下脂肪をとりたい方にもおすすめ☆
・酸化系を使う、有酸素運動。主に脂質を使うため脂肪燃焼に効果的☆
今日書いた記事のことから皮下脂肪を落としたい場合は
適切な食事制限+筋トレ+有酸素運動
が重要ですよという答えになります。良く聞く当たり前の答えなんですが、知識があるかないかで取り組む姿勢も絶対に変わります!是非参考にしてみてください<(_ _)>
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